うっかり通り過ぎそうな小さな美術館・博物館

京都には小さな美術館・博物館が多数存在していますが、個人経営が多いだけに場所が住宅街の中とか分かりにくいことがしばしば。 そもそも、宣伝することがほぼ無いので、うっかり近所に寄っても存在を忘れていて。 後で気がついて悔しい思いをすることもあります!(>人<;)

そんな小さな館を集めたガイドブック。 個人経営だけに開館時間や休館日が不定期だったりして、分かりにくいことが多いので一気に見られるガイドブックは有り難い。 著者ご本人が博物館に通い慣れておられるだけに、使い勝手がいい作りでした。 今までにみた同じようなテーマのガイドブックの中では、この本がイチオシだと思います。

実際には、京都にはこの本に掲載されている以上の、もっとたくさんの小さな館があります。 今すぐにでも、この本に載ってない館名をいくつも上げることができますから。 ただ、宣伝することがほぼ無い小さな館を、ある程度まとめて見るにはいい本だと思います。

確かに、同じテーマのガイドブックの中ではオススメではあるのですけれど。 あえて欠点を言うならば。 ジャンルとして理系の博物館がごっそり抜けている点と。 京都と銘をうってるのに、京都以外も載ってるのが欠点です。 (京都にはたくさん小さな館があるのですから、大阪など他の地域の館も載せるくらいなら、京都の理系の博物館などにも紙面を割くべきだったと私は思うのです) 美術工芸が好きな方にはオススメの本ですよ。

京大博物館とか、益富地学会館とか、京都には理系の博物館もあります。 京都水族館鉄道博物館も、理系になるのかな? ギリシャローマ博物館という名前の通りのものを集めた個人コレクションの博物館もありますし。 https://bito-tax.com/blog/2016/05/11/greek-roman-museum/ギリシャローマ博物館のご近所さんらしき、税理士さんのブログが詳しかったのでお借りしました) 企業の資料館とかも、広義で博物館に入るならもっと多いでしょうねぇ。

定期市に、たくさんの大学の学祭、寺社仏閣のお祭り、資料館などなど。 数多の博物館・美術館と合わせると、京都にいれば、一年中退屈知らずです(笑) 美味しいものも、和洋問わず沢山ありますしね〜(笑)

これだから、京都暮らしはやめられないっ(≧∀≦)💕