一保堂のあれこれ

一保堂は、この20年ほどでかなり有名になりましたね。 いいお茶を扱うお店としてはもっと昔から有名でしたが、ここ最近は観光名所化しております。

そのお茶を商うお宅の、奥様が書かれた物を纏めた本のようです。 代々京都の方がお嫁に来られてるのかと思っていましたが、当代は山陰の方で、次代は関東の方だと書いてあってびっくり。 先代も婿養子の関東人だとか。 ふ~ぅん。そうなんだ。 まぁ、京都の外から風を入れ直すのも大事なのかもしれません。 京都育ちは、井戸の中の蛙になりがちなんで。

色々、お茶にまつわる話やら、お勧めの飲み方や茶葉などもコラム形式で書いてあり、楽しく読めました。 お店の昔の様子も書いてあるので、必然、私が知ってる限りの昔の、一保堂の周囲の風景も思い出しながら。

一保堂の喫茶室は、設置された当初から、たまに『美味しいお菓子とお茶が欲しいなぁ』と思うと訪問しています。 お茶を商うお店だから、お茶が美味しいのはもちろん。 お茶菓子が、あまり有名じゃないけど美味しいお店の上生菓子なんです。 季節毎にお店が変わります。 上生菓子自体が季節物ですので、色々なお店のものが食べられて楽しいのです。

開設当時『お茶っ葉屋さんで喫茶室』も『運ばれてきた急須で自分で淹れる』のも、かなりの驚きでしたね~( ̄O ̄;)

今では喫茶室自体が有名になってしまって、いつ行っても中々の人混み。 嬉しいやら、悲しいやら、、、

久々に行ってみようかな、、、 今ならお菓子は何かしら??