新たな沈丁花

このマンションに引っ越した最初の春に、大事に8年ほど育てた沈丁花を、コガネムシの幼虫の被害で枯らしてしまいました。

別名『根切り虫』という名前のついた、コガネムシの幼虫。

名前の通り、根っこを食べます。 土に帰る前の腐葉土や木の端も大好きな、自然界のお掃除屋さんです。

見た目はカブト虫やクワガタの幼虫によく似てるし、生育場所もよく似てますので、初めて見た私には分からなかった、、、 その結果、駆除が遅れて自慢の沈丁花を失ってしまいました(>人<;)

カブト虫を幼虫から育てたことのある私には、確かに違和感はあったのです。

『カブト虫、、、やないよねぇ??何の幼虫だろう??』とまでは確かに考えた記憶があり、その時に調べていたら、、、沈丁花は無事だったのです!! くぅぅぅっっっ (>人<;) 今思い出しても、痛恨のミスですッッ(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

後でよく確認して見ると。 感じていた違和感の原因がわかりました。

根切り虫の顔は可愛くないっっ!!!

よーーーく見ると(根っこを切るためなのか)顔に小さなハサミが付いている! そのため、人相(虫相??)の悪い顔をしています。 2度と忘れへん!!o(`ω´ )o

あれ以来、大っ嫌いなものに『根切り虫』が入りました💢💢

自然界のお掃除はともあれ、私の沈丁花の鉢までお掃除しなくて良かったのよーーーっ(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

はっ∑(゚Д゚) あまりの悔しさ・無念さに、根切り虫を熱く語ってしまいましたが。

そう。そうです。 この子は、それ以来の沈丁花。 ホントは白花、しかも葉っぱに覆輪が入るものにしようと思っていたのですが。 白花は劣勢遺伝らしく、赤花よりも育てにくい感じのようでした。 しかも覆輪が入るものになると、、、人気がないらしく殆ど手に入らない。

花屋さん曰く 『濃い常緑樹の印象が強くて、葉っぱが枯れかけてるみたいに見えるって嫌がられるんです。 さらに沈丁花の白花自体が、色味が寂しいと思う人が多いみたいで、、、 仰るような、白花・覆輪を欲しいという方は滅多におられませんし。 おられても、既に赤花・常緑の沈丁花があって。 2本目として変わったものをと思われる方ですねぇ』だそうです。

私は(枯らされたとはいえ)赤花が既にあったタイプですね(笑)

散々迷ったものの、大好きな沈丁花がない寂しさには勝てず、、、

まだ鉛筆程の太さしかない苗を買ってきました。 失った沈丁花も、この太さから育てたんだよねぇと、ちょっと遠い目をしてしまった、、、( ̄◇ ̄;)

移植を嫌がる上に水切れも嫌うので、最初から直径30センチほどもある大鉢にしました。

頑張って大きくなるんだよ〜