東京国立博物館でやっていた『ブルガリ展』に行ってきました。
(ちなみに。日本には四つ、国立博物館があります。永らく奈良・京都・東京だけでしたが、四つ目が福岡県太宰府市に10年前に新設されました。かつて都か、朝廷の出張所のあったところばかりですね)
東京国立博物館別館である、表慶館でやっていました。
表慶館とは、大正天皇御成婚祝いとして国民が寄付を募って建てたという、こじんまりした宮殿建築の建物。
それがブルガリのコンセプトに合うから、そこでやりたかった、ということらしいのですが。
、、、あんまり、面白くは無かったなぁっていうのが、正直な感想でした。
ブルガリの展示即売会と何が違うのかなと、悩んだ。
過去に作った・売らない、以外は展示即売会と何にも変わらないと思います。
私はブルガリに何の興味もないので、特にそうだったかもしれません。
まぁ、あくまでブルガリという宝飾ブランドが自社のアーカイブから持ってきているのだから当然でしょうか。
あ。カラット数が書いてないのも、展示即売会と違うかな(笑)
それでも幾つかは、面白いこともありました。
アーカイブの展覧会なんで、ブルガリのデザインを創始者からみられるわけです。
ブルガリの、どこか東欧風なデザインは、創始者の出身地のせいかな?とか。
直径5センチはあった、エメラルドの見事さとか。
画像の、ソートワール。
ブルガリが大好きだったエリザベス・テイラーの私物です。
大きくて綺麗すぎて、本物とは思えないほどのサファイアでした。
そうそう。
アーカイブには、エリザベス・テイラーのコレクションもありまして。
エリザベス・テイラーの『クレオパトラ』の映画衣装などもありました。
後、やたらと印象に残っているのが。
(昔の作品に多かったのですが)ハイジュエリーなのに、石の品質が良くないのが混じってる!!(笑)
久々に会った友人と回っていたのですが、2人とも(鉱石が好きな)石好き。
デザインよりは石やカットに目がいくマニアックさ(笑)
ブルガリ展を見るには、いささか、不適切な2人だったかもしれません(笑)