金色の南洋真珠11ミリ珠。
もう本当に5年くらいは探していた、金色の真珠。
シロチョウ貝が生む、大粒の真珠を南洋真珠と言いますが。
11〜14mmくらいの大きさが1番普通のサイズ。
ちなみに、日本人が1番買うあこや真珠は12mmあたりが限界だそうな。
日本人の体格的に、8mm前後で一連ネックレスを買う人が多いようです。
南洋真珠がどれだけ大きいのかがわかりますね。
一言で『金色』と言っても、クリーム色からこげ茶に近い色相まであります。
一般に、南洋真珠の金色は、金茶色が市場価値が1番高いのだそうですが、、、
ちまはこの金茶色がキライ。
緑の光彩が出るものも多いですが、これまた気に入らない。
機会があるたびに、何とはなしに見て、、、5年くらいも探しているのに、気に入る珠がない!!
『これは(相方のピアスを買った真珠専門店に)真珠から探しに行くしかないか?!』と思っていた矢先に、向こうから大阪に来るという連絡が。
しかも、行ってみたら。
『え!? 今年は金真珠をたくさん持ってきてるんですよ!』
まぁぁぁぁあっ(≧∇≦)
私、何の事前連絡もしてませんよね?!(笑)
その中でも一粒だけ『ピンクの光彩が出るものがあって。これはまず、探しても出てこない。私たちも中々見ないものです。出会いものですよ』と太鼓判を押されたもの。
持ってきていた金真珠を、ルース(主に、カットされて指輪などにセットされるのを待つばかりの鉱物や真珠などを言います)状態でザラザラ見せてもらいましたが、確かにコレだけ違いました。
もちろん、ネックレスやイヤリングなどに加工されたものも見せて貰いましたが、、、どれも大きすぎたり色が気に入らなかったり。
ネックレスにするにも、11ミリならちょうどいい。
色味ものっていて、光沢も光彩も綺麗。
少し傷やえくぼもありますが、まぁ、そんなに気になるレベルではないし。
第1、自然の作るものに瑕疵のないものは無いと思った方がいい。
『この珠なら、金具やチェーンも極シンプルで充分です。持ってきている中では、この組合せがイチオシですね!』と出してくれたものに、そのままセットして貰いました。
『たくさん見ましたけど、極シンプルな金真珠のペンダントがないんですよ。どうしてなんですかねー』と聞いたら。
『珠自体にそれだけの魅力がないと、金具で補うしかないでしょうねぇ。今、南洋真珠が取れにくいので、綺麗な金色のも手に入らなくなってるんですよ』
そうなんだ。
あちこちで同じことを聞いていますが、真珠専門業者に言われると一際重い現実です、、、(~_~;)
『極シンプルにするには珠自体にそれだけの魅力がないとムリ』という言葉が、とても腑におちました。
金具には、レーザーで直接穴を開けている、0.01カラットダイヤもついてまして。
『こういう細工のキラキラし放題なダイヤに、光沢・光彩のない真珠をあわせると真珠が負けますから、いい真珠でないと出来ませんね』
そりゃそうだ。
そんなわけで、ほぼセミオーダー(笑)な宝物が一つ増えました♡
大事にしようっ!!(≧∇≦)