カモメの飛ぶ日

祇園祭が始まる頃、京都育ちは山鉾町(巡行する引き山・鉾を持つ町)でなくても、『今年はどうする?』とあちこちで話題になります。 『どうする?』とは、誰と宵山などに行くか・何回行くか・浴衣で行くか否か・浴衣や下駄・扇子などを新調するか、に大別されます(笑)

実は祇園祭は。 7/1の吉符入り(きっぷ入り:巡行の順番を決めるくじ引き)から7/31の疫神社夏越祭まで、1ヶ月ずっと祭りの期間。 そして、祇園祭が済んだら、京都は盛夏を迎えます。

実際は、鉾立てが始まる7/10頃から7/14~17までの宵山くらいしか観光客も私たちもそぞろ歩きしませんけどね。 去年から『後の祭り(あとのまつり:山鉾巡行有)』が再開されましたので、宵山期間も縮小傾向。 (後の祭りはずっと途絶えていたので、私は見たことがなかったし、年寄りが話してくれる昔話の世界の存在でした。復活して2年目。まだ戸惑いもありますね(⌒-⌒; ))

ちまは、祭りを前に、去年は浴衣の帯を新調。 今年は、この扇子。 『京扇子 とくの』のものです。 紙の扇子で、画像よりはもう少し濃い涼やかな水色に、うっすら銀の流水紋が入っています。 その中を、カモメが飛んでいるのです!(≧∇≦) こんな柄の、初めて見た!! 一目惚れで購入。

本当は布張りの方が長く使えるから、いいんですけどね。 いいんです!! この涼やかさは、紙での表現ならではだから!!

今夏は、暑くなればなるほど、よくカモメが飛ぶことになりますねっ♪