モロッコ土産は黒い宝石?!

同僚のお兄様(日本人)に、モロッコ人の奥様がおいでの方がいらっしゃいまして。 先日、10数年振りに一家で、モロッコの奥様のご実家に里帰りをされました。

『モロッコ?! モロッコって、、、どこにあるの?!Σ('◉⌓◉’)』 里帰り先を伺った瞬間、皆で一斉に突っ込んだ(笑)

外国の方が奥様なのは伺っておりましたが、よもやまさかのモロッコとは!!

『日本人にはあまり馴染みがない国だからね』と、皆一斉のツッコミにも鷹揚に笑っておられましたけども。

アフリカ大陸の、1番地中海側でイスラム圏になるのだそうです。 だからお兄様も『一応イスラム教に改宗した』のだとか。

イスラム教では、女性はイスラム教信者としか結婚できないのだそうです。 ヘェ〜(´⊙ω⊙`) 初めて知りました。

マラケシュとか、カサブランカもモロッコ。 他にもたくさん有名な観光地もあるのだとか。 国内に砂漠もあるんですね。 バブーシュって山羊皮の刺繍が可愛いスリッパ、アレもモロッコ特産らしいのです。 《アフリカであって、アフリカでないような文明の交差点》 それがモロッコなんだと、ネットで旅行記を調べてみたら書いてありました。

ふぅ〜ん。そうなんだ!

この黒胡椒は、帰ってきたお兄様のお土産です。 『嫁の実家から、お土産にと3キロもの黒胡椒を貰ったから、お裾分け』だとお兄様が可愛らしい小包装にして、分けてくださいました。

ロッコ産の胡椒は、粒のままでもとてもいい香りがしていました。 ミルでひいてみると更に華やかな香りが立ち上がります。 ピリッとした絡みも、爽やかさがありました。

中世の昔、《黒い宝石》とまで呼ばれた黒胡椒。 同じ重さの金や銀と交換だったのだそうです。

お兄様は『モロッコ料理は、香辛料がたくさん入っているのが特徴で、モロッコでも黒胡椒が採れる』のだと教えてくださいました。

へぇ。モロッコでも、黒い宝石が採れるのね!

ヨーロッパも近いお国柄。 輸出もしてるのかな?とネットで探して見たのですが、胡椒の主要産地にはモロッコの名前がありません。 同じく、モロッコ国内の主要な農産物にも胡椒の名前がない。 お兄様に伺ったところ、国内で少しだけ作ってるから輸出するほどじゃないとの、追加の説明がありました。 ふぅん。そうなのか。

遠いモロッコという国のことを、今回の件でたくさん知りました。

しかも。 今回の黒い宝石のおかげで、本来の黒胡椒の香りを、皆さまが堪能できる余禄付き(笑)

他人様の帰省で、思わぬオマケをいただきました(笑)