ひと段落ついて大人買い

このシリーズの発刊当初から、、、というか。 オレンジ文庫が発足してからずっと、かな。

オレンジ文庫って、昔のコバルトを読んでいたような大人向けのSF系として作られてるんですよね。 この作者もかつてコバルトで書いておられたようです。

発足当時から、どんな物が発刊ラインナップに入るのかなぁと、見守っておりました。 中々当たり外れの大きい、まだ安定しない文庫です。 その中で、唯一買ったのがこのシリーズ。 京都が舞台になった、中々綺麗な話筋の、、、日本物の怪談です。 新しいタイプの怪談ですね。

祖母を亡くしたのんびりした少女が主役。 蔵にある祖母が遺した着物は、実は他人様から預かった曰くつきの物ばかりだった。 彼女はどうやって、その絡まった因縁を解きほぐしてゆくのか。

そこがメインとなって、彼女の成長が語られていきます。

シリーズ的に、大きなひと段落を迎えたので、発刊当時から立ち読み(笑)していたものをまとめ買いしました。 どんなひと段落を迎えたのかは、内緒(笑) そこは読んでみてください(笑)

さて。 このオレンジ文庫。 もう1つ変な特徴がありまして、、、 なぜだか京都が舞台の物が多い!!

なんでだ?? (・・?)

このところ、サブカル本の中で根強い京都ブームがあるようなんで、その一環なのかなと思うのですが。

陰陽師に妖怪に、喫茶店に探偵に、神様まで駆り出されてくる有様です(>_<)

京都って、、、他所からみたらこんな混沌とした人外魔鏡な街なんですか?!(笑)