天然の鯛焼き

何のことだかわかる方はわたしのご同類(笑)

鳴門鯛焼きというお店の鯛焼きです。 こちらのお店は、1匹ずつの金型でひっくり返しながら焼いておられます。

この焼き方をする鯛焼きを『天然もの』とし、それに対して、3匹とか2匹とか並んでる金型で焼いてるものを『養殖鯛焼き』と呼ぶわけです(笑)

名付け親・宮島康彦さんを知ったのは、、、なん年前だろう。 おそらく10年くらい前です。 鯛焼き魚拓の本まで出しておられますが、その時にはすでに絶版になっていました。 京都府立図書館に1冊のみ確認。 発刊は2002年だけだったと思います。 (ずいぶん前に調べたので、記憶が曖昧、、、) その時点で20年ずっと全国で鯛焼きを捕獲し、魚拓を取っていたというのですから、頭が下がります。

そう。 これは『鯛焼きの魚拓を取る』という荒技をもって、鯛焼きという都市にひっそり生きる魚の生態を通し、街の変遷を語ろうとしたある男性の試練と苦難の賜物なのです!(笑)

その方によると、鯛焼きには雌も雄もいるのだそうな(笑)

こないだ『マツコの知らない世界』に出ておられましたから、いまだ鯛焼き愛は冷めてないとみた(笑) https://search.yahoo.co.jp/amp/s/www.activitv.com/entry/matsuko-sekai_170822_taiyaki/amp/%3Fusqp%3Dmq331AQGCAEYASAB

いやぁ。

あの鯛焼き魚拓本は、ワタクシ大いに楽しみました。

一口に鯛焼きといっても、丸っこいのから本物の鯛そっくりのまで色々あるものです。

しかも、手間のかかる天然物は消えゆく一途。

その中で、チェーン展開しているこちらの鳴門鯛焼きは微かな希望の光として、細々ですが買い続けることで天然物を支持していこうと思います。

ちなみに、鳴門鯛焼きの鯛焼きは薄皮パリッと・あんこが頭から尾っぽまでたっぷりのタイプです。 鳴門金時あんもありますよ。