滋賀県1の格式、多賀大社にお参りしてきました。
祭神は、イザナギとイザナミの両親神。
♬お伊勢行くなら、まず、お多賀。
お伊勢、お多賀の子でござる♪
そんな大昔の囃子歌をふと思い出しまして。
確かにその通り(笑)
湖北の方が、初詣に行くとしたらまずは多賀大社があがります。
昔、南彦根で働いていた時に、周りの方がこぞって皆様お参りされていたことを思い出します。
しかし、車でじゃないといささかお参りしにくい場所にあるのです。
彦根から琵琶湖を背にして、車でしばらく走ります。
滋賀県って、琵琶湖周辺を離れると鉄道もバスも極端に無くなってしまうので、滋賀県民は免許証が取れる歳になると必ず取るようです。
生活の足として、車やバイクがないと生活ができないのです。
だから、滋賀県民は多賀大社を《行きにくい場所》とは思っておられない。
滋賀県民ではないちまは、免許証ないので、、、σ(^_^;)
そんな訳で、ちまは行ったことが(記憶にある限りは)ございませんでした。
今回、旦那の《行きたいところに連れて行ってあげる》というお言葉に甘えまして、おねだりしてみた次第。
旦那:『やっぱり境内にも門前町にも人が少ないね』
ちま:『いつもはもっと人がいるの?』
旦那:『そりゃぁ、、、お盆に行くのは神社じゃないだろ?』
ちま:『そっか!行くとしたら、お墓参りとお寺だねっ∑(゚Д゚)』
、、、えぇ。
お盆に多賀大社に行きたいと言った変わり者はワタクシでございます(笑)
寝殿造の殿舎が並ぶ御本殿は、たくさんの神官が奉仕されていて、格式の高さを感じました。
お多賀さんが鎮座してるのは山の中だと思っていたら、平地にあってビックリしました。
しかし。そんな古社の佇まいを拝見しながら。
ちま、密かに御殿雛を思い出しておりました(笑)
昔々のお雛様には、今で言うドールハウス付きのお雛様があったのです。
当然お雛様ですから、ついてるドールハウスは寝殿造の殿舎です。
それをそのまま、実物大にしたような御本殿だったので、、、σ(^_^;)
閑話休題。
さて。お多賀さんの名物といえば。
《糸きり餅》でございます。
大鳥居の真ん前に、何気なくたっているお土産物屋さんで売っておられます。
こしあんを、餅粉で作ったお餅に包んだお菓子。
縁結びのご利益があるお多賀さんに、刃物で切るというのは縁起が悪い。
そのため、糸で裁断するから《糸きり》なんだとか。
このお菓子って、とっても可愛らしいデザインだと思うのはワタクシだけですかっ⁉︎(≧∇≦)
日持ちは当日中。
翌日には固くなってしまうのだそうです。
食べさせてあげたい方の顔がちらつきますが、、、ちまも諦めました(~_~;)
お味は、とても上品な甘さでした。一口サイズなので、甘いものが苦手な方も絶対一つは食べきれると思います。
煎茶より、お抹茶向きだと思いました。
たてるとしたら、濃茶かお薄か、、、悩むところですね。
うーむ。僅差でお薄かな、、、??
そんなことを思いながら、今回は麦茶で食べました(笑)
夏は汗をかくので、やっぱり麦茶でしょ!(笑)