蝶々、到来

PENTAXの、パピリオ2という双眼鏡です。 パピリオって、蝶々ってことですもんね。 名前に因んで、蝶々のシールが付いていました(笑)

無くてもいいけど、あると楽しいだろうなぁと、永らく、美術館で使用する単眼鏡を買おうか悩んでおりました。

美術・工芸品は、細かい細工や描写が薄暗い館内で見え難いこともままあります。 作品保護のためには、致し方ないことですが、、、 おまけに、近年は(団塊の世代が定年を迎えてからは特に)人気の展覧会・作品だと人だかりが凄くて中々近付けなかったりも。

今年は思い切って、ミュージアムスコープと呼ばれる単眼鏡を買ってみようと決心。 アレコレと調べておりましたが、、、 結果的に買ったのは双眼鏡(笑)

このパピリオ2には、唯一無二の特徴がありまして。 対象物と50cmの距離でも使えます。 これは、他の双眼鏡ではありえない距離なんです。 対物レンズも動かして、近距離でもクリアに見えるよう調整する技術が難しいのだそうな。 PENTAXがカメラで培ったノウハウあってこそなんだそうです。 パピリオは2015年3月にリニューアルしたばかりだそうで、『リニューアルしてより良くなりましたよ!!』と店員さんイチオシでした(笑)

倍率は6.5と8.5があるんですが、視界が広くて明るく、手ぶれが気になりにくい6.5を買いました。 屋内なら充分なはずです。 クリアな視界は、中距離でも変わりません。

単眼鏡は軽くて良いのですが、、、 単眼鏡でも良いものでは、最高で5万超えを確認してます。 しかもこういう観測機器は、そこそこ良いものでないと、近距離でクリアな視界は無理です。 双眼鏡では屋内使いは到底無理だとおもって、単眼鏡をと探していましたが、人の目は二つで物を視認するようになっているので、片目で見る単眼鏡は疲れるし、どうしても立体的には見えない。 それが、ずっと買うのを渋っていた理由の1つでもあったのです。

目幅に合わせる・メガネでも使いやすい・ピントもすんなり合わせやすい、カバーにベルト通しがある、などなど。 パピリオには使いやすい機能がたくさんあります。 唯一、ちまの不満は、、、レンズキャップ。 キャップには落とさないように紐を通す穴はある癖に、それを繋ぐ先が本体やカバーにない!! ひとまず落とさないように、チロルリボンをつけて首から下げられるようにしてみました。

これで自宅には、子供用の顕微鏡、(おもちゃレベルですが)天体望遠鏡と、星見にも使えるヴィクセンの双眼鏡、鉱石用のルーペ、オペラグラス、そしてPENTAXのパピリオと、『鏡』とつく観測機器が勢ぞろい(笑)

『、、、こんなに揃っちゃってどーするの、私(^◇^;)』自分で自分にツッコミを入れてみる、、、(笑) 決して理系女子ではありません。 単なる好奇心の塊です(笑)