フェアリーリング。
ふと、そんなお伽話を思い出した今春。
近所のスポーツ施設の芝生に、こんな輪っかがたくさんありました。
よく通る場所だけど、こんな輪っかが出来たのは初めて。
フェアリーリングって、ほんとはキノコが輪っか状に生えたものを指すらしいのですが(キノコは妖精の成れの果てなんだとか)
その真ん中に踏み込んだ人間は、妖精の国に連れて行かれてしまうのだとお伽話は言います。
ここだけ草が茂って出来た輪っかも広義ではフェアリーリングに入るようですが、、、これ、小さいんですよねぇ
たぶん、真ん中にはLサイズの卵一個分しか入らない(笑)
大きなものでも、たぶん入っても4個(笑)
それでも踏み込んだら妖精の神隠しに合うのかしら??
これは人間の足のサイズでは、赤ちゃんくらいしか無理だなー
それとも、輪っかから足がはみ出てても構わないのかしら??
そもそも何で急にこんなものが??
不思議なフェアリーリング多発に、頭の中は疑問がいっぱい(笑)
よくよく調べてみたところ、芝生の病気の一つにこういう症状があるのだとか。
原因は、菌類。
詳しくは書きませんが、菌類が芝生の1部分を枯らすと同時に分解。
栄養過多状態になったため、芝生が枯れたところを囲んで緑が急成長。
時にはキノコも生えてくるという。
そういえば、どのリングも真ん中は土色。芝生が無かった。
その名も本当に『フェアリーリング病』と呼ばれる芝生の病気のようです。
フェアリーリング病は芝生全体を枯らすほど深刻にはならないようですが、、、
なぁんだ。フェアリーリング多発は病気のせいなのかー
ちょっぴり残念な気分。
でも。
この後、フェアリーリングの周りには野の花がたくさん生えまして。
花の輪っかになりました。
それで少しはガッカリした気分も薄れた、フェアリーリングなのでした(笑)