真っ透明??

クリアガラスを多く持っておりますが。段々茶渋で曇ってきますので、ある程度数ができたら一気に漂白剤に漬けることにしています。

先日は、耐熱のティーポットとティーカップ、非耐熱のガラスコップが5つ。

画像では分かりませんが、並べると耐熱かどうかって分かるものですね。 光の透過率が違う様に思えます。 カップを置いた時の音も違うし。

さて。 ここで問題です。

純粋な黒 ➡︎ 真っ黒 純粋な白 ➡︎ 真っ白 何にも見えない暗闇 ➡︎ 真っ暗 純粋な赤 ➡︎ 真っ赤

、、、では、何の濁りもない透明は??(^◇^;)

ガラスのピカピカさにご満悦だった、私の顔がふと曇る(笑) はて、何というのでしょう?

上の例に倣えば、『真っ透明』になるはずなんですが、、、

無いのです。 いや、どなたかがブログなどで使われた使用例はあるものの、辞書には無いのです。

澄み切った・清純な・清らかな、、、などなど。 まずもって『透明』という概念が、、、ごく近年のものですね。

古くは『透く』が『透明』って意味だから『向こう側まで透く』で『透き通る』。 これは、平安時代の栄華物語にも出てくる用例があったのですが。 『透明』が、、、近現代の文学にしかない。 『明らかに透く』で『透明』なんですけどね。

まぁ、そういう言葉の成立もさることながら。

真っ当 、真っ先、真正面などなど。 こちらの用法には『1番の』『正しい』などの意味があるので。 そう思うと『真っ透明』でもいいのかしら?? ふうむ、、、(^◇^;)

ガラスと違って、こちらは一向に『クリア』とはなりませんでした。

『そこに無いもの』に呼び名をつける、ということは難しいことなのかもしれません。 『透明』って、何にも遮るものがない様子を言うのですものね。 ゼロの発見と一緒か。