わらび餅ブーム中

わらび餅。 原材料そのまんまな名前ですが。 わらび粉自体が最近貴重になっているため、実はわらび粉が原材料に入ってるものさえ少なくなってきました。

こちらはスーパーでも買えるのに、ちゃんとわらび粉が入ってるわらび餅。 澱粉とかも足されてますし、わらび粉自体も国産わらび粉ではないとおもいますが(笑) (すでにきな粉がまぶされているので、本来の色が分かりませんが、琥珀色をしていました。 琥珀色、、、これも本来のわらび餅の色ではないですね( ̄▽ ̄;) 琥珀色をしてるのは、このわらび餅自体に黒蜜が最初から入れられているためと思われます。)

関西では一般的なわらび餅ですが、関東では一般的ではないらしい。

一説に、わらび粉の名産地が奈良県だから、関西ではわらび餅が一般的なんだという話を聞きます。 わらび粉は精製にたいそう手間がかかる割には、それで得られる量はほんの少し。 しかも真冬の水作業の繰り返し。 昔から貴重で高価なものだったのです。 そんなわらび粉で作るわらび餅も、産地から近いから比較的身近な食べ物だったと、その説は言います。

そうなのかなぁ。 本当の本物のわらび粉100%で出来たわらび餅って、数える程しか口にしたことがないのだけど、、、( ̄▽ ̄;)

日持ちしないし、少なくてもスーパーで買えるものではないです。 1番いいのは、作ったその場で食べること。 これも、本物のわらび餅が流通しない理由ですね。

まぁ、そんな現代でも中々口にできない本物のわらび餅。 実は本物のわらび粉100%で作ると、真っ黒です(笑) モチモチした弾力があって、中々切れません。 持ち上げると、びょーんと伸びます。 知らなかったら、『このスライム状の塊はなんだ?!』となりそうです(笑) モチモチ・びょーんは、わらび粉の特性らしい。

スーパーで売ってる安価なわらび餅は、正確には『わらび餅もどき』です。 サツマイモなどの澱粉で作ってますから。 しかも、無色透明なものもある。 美味しいし涼しげですけど、本来のわらび餅ではない。 (わらび餅にかけるものも、関東では黒蜜・きな粉が定番だと聞きますが、関西ではきな粉のみです)

画像のわらび餅は、仮にもわらび粉が入ってるせいか、モチモチしてて中々爪楊枝も刺さりません。 噛むときも、びょんびょんとした弾力があります。 最近のお気に入り。

そう。 小難しいことも色々書きましたが。 単にわらび餅が好きなだけ、、、(笑)