石の中の景色

その名も『ガーデンクオーツ』。 水晶の中に色々入り込んで『風景』みたいに見えるものを言います。 広義では〈何かに見立てられる内包物があるもの〉がガーデンクオーツなんじゃないかなぁと思います。 別に風景画みたいじゃなくても、茶色や緑の内包物があるとガーデンクオーツと呼ばれていたりします。 当然、風景画に見えるものの方が、コレクターに人気もあり高いです。

これはドーム型に磨いた物を上から撮ってるので、凸レンズで拡大したみたいな画像になってます(笑)

中々本当の姿が撮りにくくて、、、 ぼんやりですが、風景画のような景色が見えますか? 人の手は(磨いた以外は)全く入っていません。 肉眼では、もっとハッキリ風景にみえます。 私は、どこかの展覧会でみた油絵を思い出しました。 確かイギリスの風景画でした。

水晶は地球の基礎構造として世界中で採れます。 日本でも採れます。 平安時代には七宝と呼ばれた宝物(瑠璃〈ラピスラズリ〉・玻璃〈今はガラスを指しますが、昔は水晶のこと〉・瑪瑙〈メノウ〉・金・銀・珊瑚・真珠)の中に数えられているくらいです。 ※七宝には諸説あります。

だからといって、ありふれたツマラナイ鉱物だと思ってはいけません。 内包物や産地の条件によって、たくさんの個性的な石があって。 集め始めるとキリがないのが、水晶なんです。 だって、世界中で採れるんですものね!

このガーデンクオーツも、コレクターは世界中にいるのだとか。 内包物の入り方次第ですので、本当に買い始めたらキリがない。

これはお買い得特価だったので買ってみました。 意外と気に入ってます。 、、、はまって際限なく買わないように、気をつけなくちゃ!!(>_<)と思いました(笑)