最近、何でもないお惣菜が食べたい症候群。
といっても、毎日のお惣菜って郷土色でるんですよね。
私の場合は、京都の味が食べたい訳ですが、、、
巷で、いわゆる《おばんざい》と呼ばれるものです。
これが中々難しい。
京都にいるうちは、どこででも食べられるものでも、
ナスの泥亀汁とか~ 湯葉と青菜の炊いたんとか~ 海老豆とか~ 京都を出た途端に、普通の和食店でも、口にするのは難しい。 何でなんだろう? 単独ではメニューにならないから??
最近、和食が世界遺産になりましたけども。 和食とおばんざいは、これまた、ちょっと違う気がする。 精進料理とも、また違うと思います。
和食店で食べるような和食は、少しお澄ましした《おもてなし》
寺社の多い土地柄、
私が見た本の中では、古い商家である杉本家のお惣菜が、
和食の本は沢山あるけど、郷土色のあるものは少ないのです。
本当はそんな訳はないのです。
和食と一言でいっても、郷土色が絶対あるはずです。
現に、私の場合、関西出身者の料理本じゃないと『美味しくない』
きっと和食の郷土色も、失われたら取り戻せない《無形文化遺産》
まぁ、そんな訳で。
杉本家のお嬢さんである杉本節子さんの料理本を買ってみました。
古い京都の商家のしきたりも書いてあったりして、(
かつて、幼馴染が言ってました。 《ちまの思考回路って、気に入ったものが『無いのなら 作ってしまえ ホトトギス』だよね》
、、、上手いこと言うなあと、思う今日この頃(笑) 暇を見つけて、実際に作って身に付けたいと思います。